シミ・くすみ・美白治療

シミ・くすみ・美白治療

シミやくすみは肌の中にある【メラニン】が原因となって生じます。
種類や原因により、治療が異なります。
LIFIX BEAUTY CLINICでは医師の診断、看護師のカウンセリングにより、シミ・くすみの種類・症状に合わせた治療方法をご提案します。

メラニンについて

お肌は、肌の表面から0.2mmほどの表皮とその下にある1.8mmほどの真皮からなっています。表皮は常に入れ替わり綺麗なお肌を保ちます。この入れ替わりのことをターンオーバーと言います。メラノサイトは表皮の一番下にある基底層に存在し、メラニン色素を作り新しく生まれた細胞に受け渡すことで、私たちの肌色が出来ています。

紫外線を浴びると一時的にメラニン色素が過剰に発生します。そうすると、普段よりお肌が濃くなりますが新陳代謝により元の肌色に戻ります。メラニン色素はもともと身体が持っている日焼け止めみたいなもので、紫外線の影響からお肌を守ってくれているのです。もし、人間がメラニン色素を持っていなければ紫外線によって皮膚に影響を及ぼし、コラーゲンやエラスチンがダメージを受けます。そうなれば、たるみやしわに繋がりますし、ひどい場合は皮膚がんになったりします。

シミの種類

  • 老人性シミ(老人性色素斑・日光黒子)

    老人性シミとは、いわゆる一般的な普通のシミです。紫外線や老化が原因と言われていますが、完全に原因が解明されているわけではありません。基本的には日光が当たりやすい部分に出来やすいという認識があります。しかし、ふくらはぎや太ももなど日光があまり当たらない部分にも出来ることがあります。シミが出来るのは、30代になってからが多いですが、たまに10代や20代でも出来ます。
    10代やそれ以前に出来たものに関しては、扁平母斑との区別が重要になります。色や大きさは様々ですが、ほとんどのものが円形に近く明るい茶褐色をしています。基本的にはふくらみはないですが、まれにふくらんでいるものもあります。また、シミに関しては色の具合によって悪性のものかどうかを判断する必要があります。

  • 雀卵斑(そばかす)

    そばかすは老人性シミと違って、遺伝性があり幼少期から思春期にかけて出現することが多いです。そばかすはどこにでも出来ますが、顔の頬や鼻先に出来ることが多く、茶褐色で5mm程度の小さなシミが多発します。一般的にそばかすの治療は難しいとされていますが、あきらめる必要はありません。クリニックで治療を受ければ、十分に改善されます。

  • 肝斑

    肝斑のはっきりとした原因は不明ですが、紫外線・摩擦刺激・ストレス・レーザー照射などが悪化因子になっています。このシミは内服薬のトラネキサム酸が市販されるようになり、認知が広まりました。肝斑ははっきり見えていなくても、潜在していることがありレーザー照射などで目立ってくる可能性があります。肝斑は体質の影響も大きく完治は難しいとされていますが、内服薬とレーザー治療で改善し、良い状態に持っていくことは可能です。

  • 摩擦性黒皮症

    摩擦性黒皮症は身体をゴシゴシ洗ったりする摩擦によって、茶色や黒色に色素沈着することをいいます。ナイロンタオルなどの使用で色素沈着することもあり、別名ナイロンタオル黒皮症とも言われています。肩甲骨や背中の周辺、胸元など、身体を洗う際にナイロンタオルなどで強くこすって、摩擦の刺激を与えてしまう部分に出来やすいことが特徴です。摩擦性黒皮症の原因は、肌が摩擦を受けるとメラノサイトという細胞の働きが活性化します。長時間に渡りメラノサイトの活性化が続くとメラニンの生成が過剰に行われ、身体のいたるところで色素沈着が生じます。

  • 太田母斑(青あざ)

    生まれつき存在していることもありますが、遅くても思春期までには出現します。典型的なサイズが大きいものに関しては、シミと認識しない人が多いですが、小さいものではシミと認識する人が多いです。思春期になってからの精神的な影響を考慮して、幼少期からの治療を希望する人がたくさんいます。

  • 光線性花弁状色素斑

    光線性花弁状色素斑は、背中や肩回りに多く見られます。日焼けをしすぎると、メラニン色素が過剰に生成されます。なので、日焼け対策をしっかり行えばある程度防ぐことが出来ます。

  • 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

    後天性真⽪メラノサイトーシスは太⽥⺟斑と似ていることから、遅発性太⽥⺟斑様⾊素斑とも呼ばれています。明らかな原因はわかっていませんが、通常はシミが存在しない真⽪に⾊素沈着と⾊素細胞が⾒られるため、あざと呼ばれることもあります。頬の左右に出現して、好発部位が似ているそばかすや肝斑と間違われるケースもしばしばあるでしょう。そばかすや肝斑との違いは、形や分布、出現年齢で判断がつきますが、まれにそばかすや肝斑と混ざっていることもあります。

  • 炎症後色素沈着

    炎症後色素沈着とは、皮膚にやけどなどの外傷を受けた際に強い炎症が発生し、灰褐色や茶褐色のシミのような色素沈着が出来ることを言います。炎症後色素沈着が起こる原因として、怪我、虫刺され、カミソリ、ヘアアイロンでのやけど、レーザー治療痕などたくさんあります。また、色素沈着が起こりやすい原因としては、患部をこすったり触りすぎたりすることによって起こる摩擦が挙げられています。日常的に摩擦を与えてしまう癖がついてしまうと、慢性的に続く炎症になってしまいます。

  • 脂漏性角化症

    脂漏性角化症は、主に40代以降に出現する良性の皮膚の腫瘍です。80歳以上になるとほとんどの人が症状を持っており、皮膚の老化現象の一つとされています。別名、老人性いぼとも言いますが、通常のいぼのようにウイルスが原因で発生するわけではありません。そのため人に移してしまうといった可能性はありません。
    脂漏性角化症は、日光がよく当たる顔面、頭部、前胸部、上背部などにみられます。また、日光にあまり当たらない部分にも出現するため、手のひらと足の裏以外の部分には出現する可能性があると思ってもかまいません。
    色は褐色から黒色で、大きさは数mmから数cmくらいまでになり、少しもり上がっています。目で見ただけではわかりにくくても、拡大鏡で見ればもり上がっているのが確認できます。通常は痛みやかゆみはありませんが、ごくまれにかゆみが生じる場合があります。

  • 扁平⺟斑

    扁平母斑の見た目は、老人性色素斑に似ていますがあざの一種になります。生まれつき存在するか、思春期までには存在していることが多いですが、成人するまで気付かないこともあるでしょう。レーザーなどで治療をしても増悪、⽩斑化、再発することが多いのでレーザー治療には注意が必要です。

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